♡トリコ♡ シドニーの鬼嫁日記

鬼嫁ことトリコ、韓国系オージーのツレ、2010年7月生・さくらんぼと、2013年4月生・ニタロウと、 シドニーで4人暮らし。 スローライフで見たものや感じたことを綴っております。 

前日、11月29日
ツレのお父さん・アボジがお空へ帰っていきました。

1年半前のことですが 前回帰韓したときのこと・・・

突然義兄から電話があり、
「アボジ(父)が体調悪くなり、入院した。」

そして次の電話では、
「アボジにがんが見つかり手術をするからかえっておいで。」

話が見えないまま、私たちは急いで韓国へ行きました。

そしてまず聞かされたことは、
「がんのレベルは ”手の施しようがない”の一歩手前。
色んなところに転移しているので、手術をしても、
そのまま目を覚まさない確立50%・・・
最悪の場合 植物人間になる可能性もあるとのこと。」

オッパ(兄)とツレは冷静に、手術をすべきか、残された人生を生きてもらうか、アボジにとって どちらの道が良いのか、考えました。意見が食い違い 大喧嘩にもなりました。

それでも、喧嘩をしている時間もなく決断を迫られ、
兄とツレ兄弟は、アボジに手術を受けてもらい何とか克服して 
また普段の生活を送ってほしいという結論を出しました。

韓国語が理解できないトリコは、そんなこととは知らず、
手術前日 ツレから聞かされたときには・・・

道端で泣き崩れました。

オッパとツレが 一番なきたかっただろうに・・・



結論から言うと、アボジは手術後 目を覚ましてくれ、
手術は成功!!

よかった、よかった、とオーストラリアに戻ってきました。


それから半年以上経ったころのこと。

オッパから電話があり、
「アボジのがんが再発した。」
「また病院に運ばれ 入院した。」と。

ちょうど トリコが安定期をすぎ、妊娠中期に入ったころだったかな。

またまた弱気になり涙する私に向かって、
ツレがこういいました。

「BABYがお空からやってきて、アボジがお空にかえっていくのかな・・・。」

大事な人に不幸があると、悲しみに明け暮れるけれど、
それが自然な人間界の流れなのだろう・・・

ツレは冷静に現実を受け止めている様子でした。

そしてその言葉はズトーーーンと、
トリコの頭を直撃しました。



そこから アボジの様態は悪くなり、
最近では電話越しの声が どんどん弱くなり、

「アボジ、何言ってるかわからない。」と
とても悲しそうに言っていました。

それでも、私がしゃべると 声のトーンがあがり、
とても喜んでくれました。

さくらんぼの成長も とても喜んでくれていました。

電話越しではシャイでしゃべらない さくらんぼの話す声が聞きたいと楽しみにしてくれていました。

何を言っているかわからないアボジから 介護施設の住所をやっと聞き出すことができて、さくらんぼの写真と手紙とプレゼントを贈ろうと用意していたところでした。

アボジが目を開けることなく、施設から病院に運ばれたのは先週の金曜日。

この報告を聞かされ + 連日のテスト勉強の疲れからで、テスト中に脳がストップしてしまい、簡単なテストだったのに白紙で出してしまったと 抜け殻で帰ってきました。

テストなんてどうだっていい・・・

確かに、私だったらすぐに飛んで帰ってるでしょう。
 
正しくは 帰ることができたでしょう。

でも、できなかったのは、それがツレの立場。

一家の大黒柱として働き、ここでの生活を第一に考え、
子の面倒を見ながら将来のために勉強をして 
半年分の勉強の成果がこのテストで決まる。

今のツレにとって このテストはとても大きな
意味を持つものなのです。
(前回の帰国の際は このテストが受けれず全教科 FAILしてしまい、現在もCATCH UP中。)

大人になり、そして家族を持つと言うことって 
誰でもそういう何かを持っていくのでしょうね。

だけど、弱音も涙も見せないツレの背中を見て
心苦しくも、申し訳なくもなりました。


その日の夜、アボジは目を覚ましてくれましたが、
いつ帰国することになるかわからないので、
急いで ツレとさくらんぼのAUSTRALIAN PASSPORTを
申請したのが 11/29 月曜日の朝。

11:45に郵便局でインタビューを予約していたので
ツレが 仕事場から一旦お家に戻ってきたときのこと。

「アボジの様態が良くなったと電話があったよ!
パスポートの申請は通常どうり(10 WORKING DAYS)で申請しよう。」

と申請したところでした。

それから仕事に戻り、そのまま学校に行き、
最後のテストを受けている最中に電話がなり

アボジの訃報を聞いたようです。


「え??なんで??」

「様態がよくなったっていってたやん・・・」

きっとそう思ったのは私以上にツレだったでしょう。

コメント

トリコさん、ごめんなさい。
これを読んで泣いてしまいました。
お義父さまの最期、大変だったんですね。
最愛の人が自分の元からいなくなるって本当に辛い。でもトリコさんがおっしゃる様にこれが自然界の流れなんやって思います。

お義父さま、今きっとトリコさん達のそばにいると思います。

トリコさん突然の訃報とはいえ、旦那さんのテストが終わるまで待っていてくれたアボジ・・本当に偶然とは思えないですね。心からご冥福をお祈りします。

離れて暮らしていると、いざっていうときにすぐに飛んでいけない心苦しさはあるけれど、心はきっと伝わっていると思います。アボジ、さくらんぼちゃんに会いにきっとシドニーにも来てくれていると思います。
トリコさんもさくらんぼちゃんとのお留守番、気をつけて過ごしてくださいね!

v-254pikoさん

励ましのお言葉 本当にありがとうございます!!
最後の闘病生活はアボジにとって とてもつらいものだっただろうと思います。
そういう意味では 今楽になっただろうと、ツレも義兄も ホッとしているところです。

私たちは韓国へいき、見送ることができなかったのはとても残念におもいますが、アボジ、シドニーまで来てくれたことだろうと信じています。



v-254checheさん

お悔みのお言葉 本当にありがとうございました。
もちろん こちらの事情などしるはずもないアボジですが、なぜか 最後のテスト中・・・。最後の最後までまってくれていたように思えて仕方ありません。

どうか、私のきもちがアボジへつ伝わっていますように・・・。

普段と変わらないさくらんぼには 本当に助けられています。
お留守番、あと少し、がんばります!!

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トリコ

Author:トリコ
♥。住まい♥。  SYDNEY
(オーストラリア) 

♥。2010年7月 BABY GIRL・さくらんぼ誕生♥。
♥。2013年4月 BABY BOY・つばさ誕生♥。 

♥。主婦暦9年目 4人暮らし♥。

 
「You Are What You Eat」
TVから聞こえてきた
この言葉に感心し、
楽しく美味しく食事をする事に、
日々努める次第でございます。

♡♡華のあるLIFEをモットーに♡♡

~コドモ日記はパスワード制にさせていただきました。~

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